のんのDTMノート

音楽関係のことについて気の向くままに書きます。

mixマスタリングの工程(初級編)

こんにちは、のんです。

 

今回はmixとマスタリングってなんぞや?という方や、

とりあえず楽曲を投稿したい!という方向けにお手軽にできるmixとマスタリングを紹介します。

正直真剣にmixマスタリングをやろうと思うと結構しんどいですし、たくさん勉強する必要がありますが、、。今は様々な便利なツールもあるので活用していきましょう。

 

因みに、mixとマスタリングの目的ですが、ざっくり言うと

 

mix…聴き心地を良くする

マスタリング…音圧を上げる

 

ことです。ここが出来ているかどうかで高評価率が2%ほど変わってきます。再生数も1桁変わります。多分。

 

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mixは全部で6パート、マスタリングは1パートです。

頑張っていきましょう。

 

 

1)ドラムのMIDIをパートに分解する。キックにEQをインサートする。(Cubaseならstudio EQでok)

インサートしたEQで200Hz辺りを−3dBほどピークタイプでカットする。さらに40Hz以下をローカットでバッサリ切る。

2)キック、スネア、ボーカル、ベース以外をpanで適当に左右に振る。

3)ボーカルにリバーブをかける。(Cubaseならリバレンスでok)

4)ボーカルにディレイをかける。(Cubaseならmono delayでok)

5)ボーカルにEQを挿し、2kHz以降を緩やかにシェルビングでブーストしてあげる。

6)隠し味程度にボーカルやピアノにstereo enhancer を挿し、適当にブーストする(Cubase付属のものでok)

 

ここまでがmixです。コンプレッサーを一度も使わない適当mixのつもりですが、

それでも若干長くなってしまいました。最悪、1はなくてもいいかもしれません。

200Hz云々はキックとベースの被りを取り除くための作業ですが、まぁ音源にもよりますので。

この中で一番効果が期待できるのが2、3、5でしょうかね

マジで音が変わって聴きやすくなります。

何故かというと、人間は同じ周波数にたくさんの楽器がごちゃごちゃなってると

聴き分けられないんですね。ところが、左右に振ると聞き分けられるようになる。

これが2です。3、4はカラオケのエコーみたいな感じで歌や音が綺麗になります。

5は、音には倍音という成分が含まれていますが、2kHz以上あたりを上げてあげるといい感じにこの倍音が持ち上がってくれるんですよ。そして結果的に声が良くなったように聴こえます。

 

…はい。 

 

次に、mixし終わった曲のstereo outのみ書き出しましょう。

書き出したら、それを「音圧爆上げくん」とかいう無料チート級サイトにぶっ込みます。

初めて名前を聞いた方は是非ggってください。サイトの中にあるページに音源を入れてしばらく待つと曲の音圧が上がりまくっているという魔法の様なお話です。

Ozoneの無料版ですね。私はTwitterで上げる適当な音源にはかつて使わせていただいていました。

いや〜便利ですよ。コレ。

 

というわけで、これで完成です。

若干音が濁っていたり物足りなかったりとかあると思いますが、

まぁ大体の出来にはなったんじゃないでしょうか。

 

 

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。